今回は2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」の舞台になったことで話題の、兵庫県丹波篠山市にある篠山城跡と城下町をご紹介いたします。
周辺グルメや観光、アクセスや駐車場などの情報もありますよ。
ぜひ最後までご覧ください!
- 大河ドラマの舞台にもなった篠山城跡
- 情緒ある城下町散歩
- ご当地グルメがアツイ!
+:-:+:-:+:-:+:-:+以下で詳しくご説明↓↓↓+:-:+:-:+:-:+:-:+
丹波篠山市とは
兵庫県の中東部に位置する丹波篠山市は、大阪市内より車で約1時間で訪れることができるというアクセスの良さで大変人気の観光地です。
旧丹波国であり京都への交通の要として発展した場所で、街並みやお祭りなどの文化を見ると京都の影響が色濃く残っております。
笹山盆地に位置するため夏は蒸し暑く&冬の厳しさは一層ですが、その温暖さを利用した農業も盛んで、こちらの地域でしか中々手に入らない美味しい食べ物も多いです。
- 篠山城跡
- 丹波立杭焼
- デカンショ祭り
- 丹波栗
など魅力の多い丹波篠山を以下でご紹介して参ります。
篠山城跡
歴史
篠山城は1609年、関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康が、豊臣家の居城である大阪城の包囲とその周辺の諸大名の監視のため築かせた城です。

しかし現在は篠山城「跡」と言っているくらいなので、こちらのお城は天守閣がありません。
通常、城跡というと元々あった天守閣が戦争や火事・落雷などで焼失して再建されていないケースがほとんどですが、こちらの篠山城は位置や石垣・堀などの造りが堅牢だったことを懸念した徳川家康の命令で、築城当時から天守が築かれなかったという珍しい歴史を持っています。
築城と同時期に建てられた大書院が天守に代わり藩の公式行事などに使用されましたが、明治の廃藩令により大書院以外の建物は取り壊されました。
以降は学校や公会堂として使用されていましたが、1944年(明治19年)残念なことに火災にて焼失し、2000年(平成12年)に地域の方の努力によって復興再建され今に至ります。
大書院
門を潜るとすぐに現れる建物が大書院です。
靴を脱いで入る建物ですので色々気をつけてください笑

大書院は木造住宅建築としては非常に規模が大きく、現存する建物の中では京都にある二条城二の丸御殿とよく似ています。
復元するにあたっては総合的な学術調査が行われ、忠実に再現されておりますことを考えると、当時の一大名の書院としては破格の大きさであったと言えます。
内部は当時の政(まつりごと)がどのように行われていたかを妄想してしまうような立派な造りになっており、口をぽかんと開けながら見ていて写真を撮り損ね…
ただ大河ドラマのイベントスペースはしっかり撮りました!
他にも有名武将の鎧が展示されており、一緒に写真を撮ることができるようでしたよ。
大河ドラマを見逃した方はこちらから!
静かで荘厳で、なぜかとても落ち着く場所でした。
所在地:兵庫県丹波篠山市北新町2-3
電話番号:079-552-4500
営業時間:9:00〜17:00(最終入場16:30)
定休日:月曜日(祝日の場合開館・翌平日休館)
駐車場:あり(1回200円)
入場料:大人400円・大高校生200円・中小学生100円(4館共通券:大人600円)※大書院以外は無料です
滞在時間目安:1〜2時間(城跡全体で)
城下町散策
お城の周りには散策できる商店街があり、グルメ・物産店などが軒を連ねております。
見づらくてすみません、このようなパンフレットを大書院でいただくことができます。ご参考になさってください。
篠山城大書院・歴史美術館・青山歴史館(丹波篠山デカンショ館)・武家屋敷安間家資料館の4館入館券をお持ちの方も徒歩で回ることが可能です。
大正ロマン館など歴史を感じられる建物(中はお土産屋さんと軽食が食べられる休憩所になっています)があったり、その時々の旬の農産物が売っていたりします。
見ているだけでも楽しいです!

駐車場情報
公共交通機関では少し不便な場所にあるため、駐車場は豊富に用意されています。
先ほどの地図をご覧いただくと無料駐車場もございますが、さっさと埋まってしまうので城跡内にある三の丸駐車場をおすすめします。
1回200円でコインパーキングよりも安く、どこに行くにも便利な位置にありますし広いので停めやすいですよ。ただ地面が砂利なので気をつけてください。
グルメ
ランチ
今回のランチは如月庵さんで頂きました、丹波篠山で有名な牡丹鍋で人気のお店です!
※写真は2人前です
基本メニューは特製ぼたん鍋とデカンショうどん。
今回は(予算的に)デカンショうどんをいただきました。
鍋のスープは特製の栗入り味噌がベースになっていて、甘味とコクがあるのに飲み干してしまいそうなほどさっぱりしています!
具材も種類が豊富で飽きません、特にうどんとの相性は神。
最初はボリュームがすごくて大食いの2人でも不安になりましたが完食!
秋口の冷えた体がポカポカになり、食後の余韻が幸せでした。
栗入り味噌は食事をされた方限定で販売もしていただけますよ。
(通販でも販売しています、その場合はぼたん肉との合わせ販売のみです)
城下町商店街
今回は大手町通を中心にブラブラしてみました。
季節柄、あっちでもこっちでも栗&栗!
大きな大きな丹波栗を「焼きポン」と呼ばれる調理方法で焼き立てを販売していました。
圧力と熱をかけるアレです、お米のポン菓子の要領ですね。
いい匂いと大きな音でテンションが上がります、栗好きにはたまりません。
他にも超季節限定かつ地域限定のレア度SSS、見つけたらぜひ買っていただきたい「丹波黒枝豆」の販売や、栗ソフトクリームを食べ歩くのも楽しいですよ!
まとめ
実は見所たくさんの丹波篠山市。
観光名所もコンパクトに多く点在しているので、一日滞在してゆっくり観光することができます。
他にも車で少し参りますと、日本六古窯(にほんろっこよう)のうちの一つである「丹波立杭焼」の里や、大河ドラマのもう一つの舞台「八上城」もあります。
ご参考になれば幸いです!
丹波伝統工芸公園「立杭陶の里(たちくいすえのさと)」:約25分
八上城跡:車で約10分移動→徒歩で1時間
花のじゅうたん(シバザクラ園):約20分
神戸三田プレミアムアウトレット:約40分
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